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Q:小口加工の特徴を教えて

ガラスのエッジをコバもしくは小口と呼びます。小口を研磨または研削加工することで、
意匠性のためだけでなく、危険防止や強度低下につながる破損防止にもつながります。
加工種類 特徴 イメージ
糸面 ガラスの切断面のエッジを削りとる加工。 切創防止や強度低下防止のため施す加工です。
荒摺り エッジ面が粗い砥石で仕上げられたもので白くザラザラした仕上がりの加工。 arazuri
磨き 滑らかな艶のあるエッジ仕上がりになり、小口が露出する場合によく使われます。 磨き
斜面磨き ガラスの切断面を斜めに削りとった加工です。ガラスのエッジ部分は糸面加工、 傾斜面は荒摺り、つや消し加工などの仕上げ処理が行なわれます。 磨き
かまぼこ磨き ガラスのエッジとコバ面との境が無いようにカマボコ上に丸く研磨した加工。 加工面は荒摺り、つや消し、磨きなどの仕上げ処理が行なわれます。 磨き

Q:印刷方法の違いは?

印刷方法 最大加工寸法(mm) 特徴 透過性
デジタルセラミック 3,000×8,000
ガラスへ直接印刷のため、パターンのピッチが正確に反映。
デザインデータ1枚から製造可能。
版の作成不要で多色に対応。
なし
スクリーン 2,200×3,200 スクリーン版を製作し、ガラスに直接印刷。
柄・色・寸法が同一で大量製作時に低コスト・短納期。
なし
サンファイン 2,450×10,000 PVB中間膜への印刷。
自由な意匠表現が可能。
1670万色が再現可能で、多色使い、写真データに適している。
合わせガラスのため、ガラスが割れても破片が飛び散らない。
あり
PETフィルム印刷 2,000×10,000 PETフィルムにデザイン印刷し、ガラスに貼り合わせる手法。
さまざまなデザイン、色に対応可能。
なし