合わせガラス

合わせガラス

合わせガラスとは、複数の板ガラスの間に樹脂などの中間膜を挟み、接着したガラスのこと。
高速道路での衝突事故や列車脱線事故など、窓枠が大きくゆがむほどの衝撃にも耐えられる対貫通性・耐衝撃性を持ち、
また割れた際の飛散も起きにくいため、自動車のフロントウインドシールドや路線バスの前面行先表示器ガラス、
鉄道車両の前面および側面ガラス、情報機器のモニター用ガラス、防犯ガラスとして用いられる。
また、中間膜の特性を変更することにより、紫外線・赤外線の吸収、防音、着色など、様々な付加機能を与えることも可能である。

製造工程

素板洗浄・乾燥      中間膜切断
矢印

貼合わせ
貼合わせ

矢印
材料積層ライン投入
材料積層ライン投入→加熱→仮圧着

矢印
オートクレーブ
オートクレーブによる加熱・加圧処理

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洗浄・乾燥

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検査

矢印
製品

特長

●飛散防止
地震・衝撃・爆風などでガラスが破損しても、破片が中間膜に強く付着し、飛散しません。ガラスが人体を傷つける事故を防ぎます。

●防犯効果
バールなど鋭利な道具を用いても、突破には長時間を要し、大きな音がするので、侵入防止に効果を発揮します。

●UVカット
高い透視性を保ちながら、人体や物品に有害な紫外線のみを、99%以上軽減させます。

●貫通防止
金属製のシャッターよりも高い耐貫通性を持つので、台風時の暴風雨や飛来物から室内を守ります。

●防音効果
単板ガラスではほとんど遮音されない人の耳に不快な2,500ヘルツ近辺を含めて、あらゆる周波数帯に対して防音の効果があります。

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