ソーダ石灰ガラスの一般的性質
屈折率 光がある物質から別の物質に入った時に光の方向が変わる現象=屈折
変化の度合い=屈折率 真空に対する屈折率=絶対屈折率ガラス | 水 | ベンジン | 水晶 | ダイヤモンド |
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1.52 | 1.33 | 1.50 | 1.54 | 2.42 |
反射率 反射率(%)=(反射光量/入射光量)X100 6㎜透明ガラスの反射率=約7.9%
これは垂直入射に対してであり、斜め入射では反射率は増大する。 入射角が60度より大きいと反射率が高くなり、光が透過しにくくなる。比熱 1gの物質を1℃上昇させるに必要な熱量(カロリー)を比熱と呼ぶ。(単位:cal/g℃)
ガラス | 鋼 | 花崗岩 | アルミ | レキサン(ポリカーボ) | 水 |
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0.20 | 0.11 | 0.20 | 0.22 | 0.26~0.28 | 1.00 |
軟化温度 軟化温度とは決められた粘性係数になる温度を言う
0.55㎜~0.75㎜の均一直径を持った23.5㎝の長さのガラスファイバーを、 その上部10㎝を約5℃/分で温度上昇させた場合、 自重で1㎜/分の速さで伸びる温度 10 7.5(10の7.5乗)ポイズ 通常のガラス=720~730℃熱伝導率 断面積が1㎡、長さが1mの棒を仮定。 その両端の温度差が1℃の時、1時間に流れる熱量。(単位:kcal/m・hr・℃)
ガラス | アルミ | 鋼 | ゴム |
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0.68 | 190 | 41 | 0.33 |
線膨張係数 長さがL㎝の物質の温度が1℃上昇して長さがΔL㎝膨張する時に 線膨張係数(線膨張率)αはA=(ΔL/L)/℃で表される。
伸びる量=線膨張係数×温度変化×元の長さ(単位:X10 -6/℃)ガラス | レキサン | アルミ | 銅 | 鋼 | 木材 |
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8.5~9 | 68 | 23 | 16 | 11 | 5~8 |
比重 物質1立方センチ(㎝3)の水の重さを1とした時、各物質の重さを比重と呼ぶ。
ガラス | 鋼 | ダイヤモンド | レキサン | 松・杉 |
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約2.5 | 7.9 | 3.5 | 1.2 | 0.5 |
板厚(mm) | 3 | 5 | 6 | 8 | 10 | 12 | 15 | 19 |
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kg/㎡ | 約7 | 約12 | 約15 | 約20 | 約25 | 約30 | 約37 | 約47 |
硬さ(モース氏硬度) 材料の硬さを表す方法には、ビッカース硬度、ロックウエル硬度、ブリネル硬度、ショアー硬度など。ガラスの場合はモース硬さで表します。
モース硬度 | 材料 |
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1 | 滑石 |
2 | 石こう |
3 | 方解石 |
4 | ホタル石 |
5 | リン灰石 |
6 | 正長石 |
7 | 石英 |
8 | トパーズ(紅玉) |
9 | 鋼玉 |
10 | ダイヤモンド |
ヤング率 ヤング率とは縦弾性係数ともいい材料の伸びやすさ、あるいは縮みやすさを示す。 たわみ計算、応力計算に使用される。
(単位:GPa)ガラス | 銅 | ダイヤモンド | コンクリート | レキサン |
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71.6 | 206 | 1,000 | 30 | 2.3 |
ポアソン比 力を加えた方向の物の変形の程度と、力と直角方向の変形の割合をポアソン比と言う。
たわみ計算や応力計算に必要。
ガラスのポアソン比は約0.23です