M.S 2011年 中途入社
営業 M.S 2011年 中途入社
お客様のリアルな声をきく営業職
担当した物件を自分の目で見に行ける面白さ
なぜ三芝硝材へ?
もともとは、大学時代にガラスの材料をつかった研究をしていたので、それに関連する仕事を探していたら富山県にその業界の会社が集中していたんです。出身はもともと富山なので、正直ありがたかったです。
以前は同業他社で働いていたのですが、当時から競合の会社として三芝硝材の話を耳にしていました。前の会社では三芝ほど大きなガラスを手がけていなかったので、日本最大サイズの加工ができたり、二次加工メーカーで一番の会社で働きたいとの思いから転職しました。
前職から考えるとかれこれ18年以上ガラスに携わっていることになりますが、改めて数字にしてみるとかなり長いですね。
今の仕事内容について教えてください。
法人をメインにした営業職です。営業には、新規開拓をメインとした「技術開発営業部」と既存のお客様に、より良いサービスを提供して受注を増やす「基幹営業部」がありますが、私は基幹営業部に所属しています。
既存のお客さんがメインになるので、ガンガンテレアポして...というような感じではなく既存のお客様を相手に、新たに登場した技術や、できなかったガラス加工ができるようなったことなどを紹介します。それによって今までできなかった建築が可能になったり、資材にガラスを採用できるようなったりしたことを伝え、次の発注時に採用して貰えるよう動いてくのが仕事です。
それ以外にも、AGC様などのようなガラスメーカー様とOEM契約について諸々の交渉をすることもあります。基本は富山本社での勤務ですがメーカー様との交渉時は東京に出張することもよくあります。
今の仕事は楽しいですか?
実は私は業務職を希望して入社したんです。入社当初は、営業をしたいとは全く思っていなかったのですが上司の勧めもあり部署変更を行って今に至るような感じです。私はお酒も飲めないですし、接待も得意じゃないんです。(笑)
でも今では、完成する前も後もお客さんと直接話したりできるので、リアルな声を聞くことができます。それに自分で担当した物件を自分の目で見に行ける機会も多く、面白いなと思えるようになりました。
異動当初、全く自信がありませんでしたが「最初から一人でいけ」ということはありませんでした。お客さんに教えてもらうこともたくさんありましたし、上司・同僚にも支えていただきながら、日々成長しています。
先輩や後輩はどんな人達ですか?
年の離れた先輩方も多いですが、「ガラスに詳しい人が本当にたくさんいるぁ」と感じます。三芝で働く人の多くは、元ガラスのメーカーさんや、ガラス板(素板)を販売していた営業さんなど、みんな何かしらガラスに関係ある仕事をしていた人が多い印象です。もちろん全くの異業種から入社されて活躍されている方もたくさんいます。
ガラス以外の工事などに詳しい人もたくさんいるため、分からない所は得意な人達に聞いて、長所を活かしながら日々対応しています。
今までで印象的なエピソードはありますか?
担当している物件(北陸新幹線に使われたガラス)の特集があって地方のTV番組ですが、5分程度インタビューを受けて出演したのは今でも覚えていますね。
話が持ち上がった当初から担当していたのですが、値段の交渉からスペックの交渉なども担当しました。詳しくはお話できませんが、当然求められるスペックも高くそれにどう応えるのか。まだ仕様が完全に固まっていない段階なので交渉しやすかったとはいえ、社内外での交渉に奔走していたことを覚えています。
三芝硝材はどんな会社でしょうか
本社の外観をみていただいても分かるとおり、国内トップクラスの大きなガラスを扱っています。同業他社と比べても特殊な製品や難しいものを得意としており、業界内でもポジションを確立している会社だと思います。
営業関係の人は優しい人が多い印象ですが、製造部では少し厳しい人が多いですかね。ただ、ガラスを製造する現場では本当にちょっとしたミスで大きな怪我をしてしまうため、ある程度の厳しさが求められるのは致し方ないかなと思います。
でも、厳しい人でも一度仲良くなってしまえば、凄く良くしてくれる人が多いので積極的にコミュニケーションを取るといいかもしれません。
最後に、どんな人がこの仕事に向いているでしょうか
営業は会社の顔となるので、第一印象が大事です。なので向いているのは清潔感があり、気遣いのできる人でしょうか。ガラスの知識は後からいくらでもついてくるので、それよりも第一印象で気に入られることや笑顔の印象のほうが大事だと思います。
基本的にはガラスを扱っている業者さんを相手に営業をしていくのですが、ガンガン新規をとり続けるような営業とはまた少し違うので、お客さんと密に付き合いたい人には向いていると思います。
あとは、建築系の業界はまだまだ【人と人の付き合い】を大切にする業界でもあるので、気に入られるのが得意な人はそうした部分を活かしていけると思います。